学会シンポジウム

おしらせ


日本物理学会男女共同参画推進委員会では、第68回年次大会の中で シンポジウム「ダイバーシティー(多様性)と物理」 を開催いたします.

日時: 2013年3月27日 午後
場所: 広島大学 東広島キャンパス 会場BA
趣旨: 最近、様々な分野で男女共同参画が進められており、これは、男女共に人権が尊 重される社会を目指すというだけでなく、多様な人材をもつ強い社会をつくるた めであると、議論されている。グローバリゼーションが進み、社会が世界規模化 し、時代が激しく変化する中で、我々が生き残っていくためには、「均一な人 材」では難しく、多様な価値観、アイディアを持った優秀な人材を、男女、人種 などの区別なく確保することが重要であるという認識に立っている。 この「ダイバシティー(多様性)」という概念は、男女共同参画推進にとどまら ず、同一民族の割合が多い日本において国際化を進め、また従来の学問分野の枠 を越えた学際領域を作り出す上でも、大変重要である。 本シンポジウムでは、「ダイバシティー」を基軸として、男女共同参画、国際 化、物理を含む学問分野について、3人の講師にご講演をいただき、その後、パ ネルディスカッションで、議論を展開する予定である。

プログラム
座長 森 初果(東京大学物性研究所)
13:30-13:40 はじめに 笹尾真実子(同志社大)
13:40-14:10 男女共同参画におけるダイバーシティー 上瀧恵里子(九大)
14:10-14:40 国際化におけるダイバーシティー フラナガン ジョン(高エネ研)
14:40-14:50 休憩時間
14:50-15:20 学問分野におけるダイバーシティー 福山秀敏(東京理科大)
15:20-16:00 パネルディスカッション 司会:加賀山朋子(阪大)
16:00-16:05 終わりに 嘉規香織(静岡大)